絵付けについて

ノリタケ 大倉陶園の食器とギフト食器の豆知識絵付けについて

陶磁器を装飾する方法には、異なった粘土を重ねたり、練り込んだりする方法。生地に直接に道具を用いて紋様をつける方法、また釉薬(上薬)によって色を表現する方法、筆や転写紙を用いて絵を描く方法、金を施す方法など、またそれらの方法をいくつか組み合わせて装飾する方法があります。
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1. 上絵付 (写真上)
高い温度で本焼成し、釉薬の上に絵付をする方法です。絵付の後、再度焼成しますが、この時の焼成温度は本焼成の温度に比べ非常に低い温度で焼成します。なぜ、高温で焼成しないかと言うと、本焼成と同じような高温に耐えられる顔料の種類が非常に限られているためです。言い換えれば、上絵付をすることによって、非常に多くの種類の顔料を使用でき、描く絵の調子が自由で多用になってきます。
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2. 下絵付 (写真中)
生地に直接に絵を描いた後釉薬を施し高温で本焼成します。呉須が代表的な下絵付の技法で、酸化コバルトを水で溶いた顔料で絵付をし釉薬をかけて還元炎(酸素があまり供給されない炎)で焼成します。すると、描かれた文様が青く発色します。
3. 岡染 (写真下)
大倉陶園の独特で得意な技法です。
釉薬を施し1460℃本焼成した生地に油で溶いた酸化コバルトの顔料で絵を描きます。その後に再度高温の本焼成の窯に入れて焼成します。すると、酸化コバルトは熱で壊されることなく釉薬の中に溶け込み深みのある絵が表現されます。
さらに詳しく知りたい方は陶磁器の絵付けについて をご覧下さい。

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