銀食器が変色してしまったら・・・

ノリタケ 大倉陶園の食器とギフト食器の豆知識銀食器が変色してしまったら・・・

銀食器は一部のステンレスのような金臭さがありませんし、光沢も優しく、価格を別にすれば非常に魅力的な食器です。しかし、銀は空気に触れることにより黒く変色してしまいます。温泉に銀の指輪などのアクセサリーを身に着けたまま入ってしまい、銀のアクセサリーが温泉の硫化水素に反応し、黒くなってしまうのと同じ現象がスプーン、フォークなどの銀食器に起こっているわけです。
欧米人のように毎日、毎回、銀のスプーンとナイフ、フォークで食事をしているのであれば銀が変色するだけの時間などないのですが、私たち日本人の食卓と食文化は箸が基本ですから、銀食器をしばらく使わないでいると銀が黒く変色してしまい、銀磨きや練り歯磨きでお手入れをしたりと少々面倒なことになってしまいます。
お宅の食器棚にも黒く変色してしまったスプーンやフォークなどが何本か眠っているのではないでしょうか?
細工の細かいスプーンのハンドルやフォークの爪の部分、また装飾の細かな銀のアクセサリーは、銀磨きや練り歯磨きでお手入れするのはちょっと面倒で実際に細かい部分のお手入れは非常に大変です。銀食器を扱っている食器店や業者さんにお願いするのも一つの手段ですが、どこのご家庭にもある意外な身近な物で銀の黒い変色をとっても簡単に新しい物のように変身させることができます。知っていれば簡単、無駄な出費をすることはありません、自分で綺麗にしてみてはいかがですか?
一部のモナカハンドルの接合など、問題を生じる場合があります。このページを必ず最後までお読みになり自己責任でお願いします。
ノリタケ カトラリー
まず、最初に銀食器が油などで汚れている場合は中性洗剤などでその汚れを完全に洗い落してください。
そして用意するのは鍋、水、塩、アルミ箔、これだけです。
先ず、鍋に水を入れ沸騰させ、そこにスプーン1・2杯程度の塩とアルミ箔を適当な大きさに切って入れます。分量などを厳密に考えることはありません。そこに黒くなった銀食器を投入、塩・アルミ箔と一緒に煮てしまいます。その際、目的の銀食器は完全に水に沈めてください。再沸騰して5分もすれば充分でしょう。不思議と黒かった銀食器が綺麗な銀色に変身です。一方、アルミ箔がちょっと黒く変色しています。火傷をしないように気を付けて取り出してください。
電気分解により、銀の変色・汚れがアルミ箔に移り、黒く汚れてしまった銀食器が綺麗で新しい銀食器のようになるのです。誤って身に着けたまま温泉に入り硫化水素によって黒く変色してしまった指輪などのアクセサリーも、全く同じ方法で見違えるほどの綺麗な輝きを取り戻すことができます。

※ご注意ください
● 金属食器の中には一般的なスプーンやフォークのように1枚の金属を打ち出し研磨成形して出来上がった物の他に、握る部分が『モナカハンドル(モナカ柄)』と言われる種類のものがあります。そのモナカハンドルのハンドル内部は空洞になっています。
《 完全な接合と処理を施したモナカハンドルのフィッシュナイフ 》
このモナカハンドルと刃やフォークの爪などの接合は通常溶接と研磨で処理されます。
海外の製品に多い事例ですが、刃(や爪など)の部分とハンドルの部分の溶接と研磨が不十分であったり、製造が粗悪であったりする場合、金属食器を湯で煮たり、煮沸消毒した時に溶接の処理の際に残ってしまった不要な物質がハンドル内部から溶出することがあります。
ノリタケの金属食器のモナカハンドルは一部の金属食器に見られる刃(や爪など)とハンドルの接合部分と接合の部分が異なりますので、不安で不要な物質がモナカハンドル内部から溶出する心配はありません。
一部の製品では刃(や爪など)とハンドルの接合は( B )の部分で施されています。この部分の溶接と研磨が粗悪であったり不完全であると、ハンドル内部から溶接の際に内部に残った不要な物質が溶出してしまうことがあります。
ノリタケのナイフは刃とハンドルを( A )の部分で溶接・研磨しています。したがって、ハンドルから不要な物質が溶出してしまう恐れはありません。
ノリタケのナイフは刃に『13Cr(クローム)』または『H1鋼材』を使用しています。磁石を刃の部分とハンドルの部分に近づけてみてください。刃には磁石が反応しますが、ハンドルには無反応です。溶接した( A )の部分は微妙な感じですね。ただし、ハンドル部分が13Crの製品は全ての部分に反応しますし、洋白に銀メッキを施した物の場合、ニッケルの比率が高いと磁石が反応します。
● 銀食器の製造や加飾などの目的で接合した部分がある場合、接合の方法によっては元の状態を著しく崩してしまう場合があります。特に、ゴム系の接着剤などで金属同士や飾り物を接着したりしたものは銀食器を煮た際に、それらの接着剤等が熱で溶けてしまうことがあります。
● 練り歯磨きで磨くことを記しましたが、練り歯磨きで磨く際には絶対に塩の含まれた歯磨き粉をご使用にならないで下さい。塩の粒子が粗いので、銀食器やアクセサリーに無数の傷をつけてしまいます。
● このページに記した方法で銀食器等の変色を取り除くことを行う場合は必ず自己責任で行って下さい。

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