陶器の原料 磁器の原料

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陶器と磁器の違いは原料、吸水性、焼成の方法と温度などにあります。中でも特に原料には大きな違いがあります。
どんな土でも高温で焼成すれば焼き物になりますが、必要な強度を持ちつつ目的とする形を作り、陶器や磁器としての実用性を持った焼き物を作るための原料は限られています。
陶器、磁器それぞれの主原料は陶器が木節(きぶし)粘土・蛙目(がいろめ)粘土などの花崗岩の風化によって出来た粘土を主な原料にするのに対し、磁器は陶石、長石、珪石、カオリンなどを粉砕し粘土質にしたものを主原料とします。この原料の比率が陶器と磁器で異なりその比率はおおむね、陶器が、粘土が50%、珪石40%、長石10%に対し、磁器は、珪石40%、長石30%、粘土30%です

一般的な工業生産による陶磁器は下記の原料の配合により生産されます。
カオリン
蛙目粘土
陶石
珪石・珪粉・石英
長石
アルミナ











粘土類
粘性原料
脱粘性原料
溶融性原料
生地原料

カオリン
カオリナイト(Al2Si2O5(OH)4)を主成分とした粘土で可塑性は少ないが白く耐火度が高い。高級な磁器の素地の主成分で、長石・珪石に30%前後配合するが可塑性が低いので蛙目粘土を配合し成形しやすくして用いる。
カオリンと言う名前は中国の景徳鎮に近くの高嶺山(カオリン)で産出されたことから海外でカオリンと呼ばれるようになったものです。また、カオリンは釉薬の原料としても用いられます。
蛙目粘土
花崗岩の変質により出来たもので、主成分はカオリナイトと言われます。珪酸分が多く、比較的白い鉱物で可塑性に富んでいます。
自然の原土には多量の石英を含み雨水に濡れると蛙の目のように光ったことから蛙目粘土と呼ばれます。
陶石
磁器の原料で母岩の半風化物です。
日本の代表的な産地は熊本県天草島や愛知県の名古屋近辺、瀬戸などで、世界でも珍しい良質の陶石の産地す。
この陶石は石英粗面岩の半分解物で、長石・石英・絹雲母からなり、細かく粉砕することにより、粘性がでてきてロクロなどで成形出来るようになります。
右の写真の陶石は佐賀県有田の泉山の陶石です。やや茶色に変色した部分は鉄分が雨水により錆びたものです。
この陶石を粉砕し、珪石、長石、粘土、カオリンなどと配合し鉄分などを取り除くことにより、陶磁器の原料となります。
磁器の原料 磁石
珪石・石英
純粋なものは水晶ですが、メノウやオパールなども鉱物の分類では珪石(石英)の仲間とされています。陶磁器の素地・釉の基礎を作るものとして用いられます。融点が高く(1770℃〜1790℃)、塩基性のものと化合し熱の作用でガラス質に変質します。
長石
珪酸、アルミナを主体にし、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの加わったものです。
この長石自体が釉の配合に似た構造で、長石だけで1200℃〜1300℃で溶解しガラス状になります。
アルミナ
アルミナを含まない釉はありません。釉がガラス質になったときにアルミナが釉薬の流動性を調整し熔着の安定性を保つ重要な役割を持っています。珪酸分に対し多量に含まれるとマット組織になり、少なすぎると釉薬の粘性がなくなります。珪酸の10%のアルミナが光沢釉で最も良い比率と言われています。
また、強化磁器を製造する場合や生地に白さを求める場合にも配合されますが、透光性が失われます。

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