急須の選び方

美味しいお茶のために

ノリタケ 大倉陶園の食器とギフト食器の豆知識急須 美味しいお茶のために

美味しくお茶を味わうために必要なことと言えば・・・
もちろん茶葉やその茶葉に合った湯の温度など。でも、それだけではありません。
ティーバッグでいれた紅茶より、ティーポットで煎れた紅茶が美味しくなるように、緑茶も急須の選び方と煎れ方で味が変わってきます。今、お使いの急須で美味しいお茶をいれるため、また次に急須をお求めになる際には以下のことにちょっと気を使ってみて下さい。ただし、ここでは急須を中心に記しますので、茶葉、また茶葉と湯温の関係などに関しては触れません。ご了承下さい。
1.急須のハンドルとバランス
急須のハンドルは注ぎ口に対して直角についているわけではありません。注ぎ口とハンドルの角度は90度以下(おおむね80度〜85度程度)に設定されています。これは人の手で急須から湯呑にお茶を注ぐ時に最も注ぎ安い角度でるからです。
そしてバランスが良く注ぎ安い急須はハンドルを足のようにして立つ物が多いです。ただし、ハンドル部分の形状などにより、バランスの良い急須が必ず立つものではありません。
2.胴と蓋の摺り合わせ
急須の蓋は単なる蓋ではなく、お茶を充分に蒸らすためのものです。したがって、蓋は胴と密着するように作られていなければなりません。急須を始めとした陶磁器は焼成時に収縮します。当然、急須のそれぞれのパーツは別々に作られて、後の工程で張り合わせられ作られますので、粗製乱造されたものは胴と蓋の摺り合わせが不完全です。摺り合わせが不完全ですと、美味しいお茶はいれられません。
3.注ぎ口についている管は何のため?
新たに急須をお求めになった時や店頭に陳列してある多くの急須の注ぎ口にはビニールやゴムの管がついています。これは、注ぐ際にお茶が急須の下部などに伝わらなくする目的ではなく、輸送中や陳列時などでの破損を防ぐ目的でつけられている物です。必ずこの管を外してお使い下さい。
4.注ぐ際の蓋の向き
急須から湯呑にお茶を注ぐ際には蓋にある空気穴を注ぎ口側に位置させます。
5.急須の茶漉しについて
陶磁器で出来た茶漉し、急須の内側を囲むように金網を貼ったもの、底に金網を貼ったもの、金属製のカップ状の茶漉し、茶漉しには様々なスタイルと様々な意見があります。
そして其々に相反するメリットとデメリットがあります。あっちを立てると、こっちが立たずです。
金属や樹脂で出来ているカップ状の茶漉しは非常に洗い安く衛生的ですが、陶磁器で出来た茶漉しは断然お茶が美味しいです。それは金属や樹脂で出来た茶漉しでは、素材から出る独特の臭いがお茶の香りを殺してしまい、また、カップ状の茶漉しの場合は急須の中で茶葉が充分に循環せず広がらないために、お茶の旨みが充分に抽出されないためです。
しかし、茶漉し部分が急須の胴と一体化していて取り外しが出来ないため、洗う際には専用のブラシ(ホームセンターなどで販売しています)や急須を洗浄するための薬剤などを必要とします。これは胴を囲むように付けられた金網や底の部分に付けられた金網の茶漉しも同様です。また急須と一体化した茶漉しは粉茶や深蒸し茶を煎れると茶漉しの穴の大きいものですと、茶葉が湯呑に一緒に注がれてしまうこともあります。
美味しいお茶を求めるなら、陶磁器で出来た茶漉しの急須、簡単に洗えることを選ぶならカップ状の茶漉し、どちらをお選びになるかは使う方の好みですので、ここでは触れませんが・・・
6.急須を数える単位は?
物には数を数える単位があります。箸は1膳2膳、ワイングラスは2客3客、豆腐は1丁、お茶は一服・・・
では急須はどんな単位で数えるのでしょう?
       答えはこちら
         
   1口(こう)、2口と数えます。

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