グラスの選び方

ノリタケ 大倉陶園の食器とギフト食器の豆知識グラスの選び方

一口にグラスと言ってもワイングラスやブランデーグラス、ジュースを戴くようなタンブラーに冷酒を戴く切子の千代口と、その種類や形は実に多様です。好きなお酒に合ったグラスをコレクションして楽しむ方もいるくらいで、その奥深さは本当に魅力的です。
今回はガラス食器、特にグラスを選ぶポイントに目を当ててみましょう。
1. 素材で選ぶ お勧めはクリスタルグラス
ガラス食器の材質は大きくクリスタルグラスとソーダガラスに分類されます。クリスタルグラスには24%以上の酸化鉛が含まれ透明度が高く光の屈折率にも優れいます。ワインやビール等、お飲み物の色を楽しむには透明度が大切な要素ですので、ぜひクリスタルグラスをお使い戴きたいものです。但し、クリスタルグラスは素材自体がソーダガラスに比べ軟らかに仕上がっています。そのために細かいカットが可能なのですが、氷などによってもソーダガラスに比べると細かな無数のキズが出来やすいことも事実です。
2. 色・デザインで選ぶ
前に書いたように、ワインやビールなど飲み物の色を楽しむには透明なクリスタルがお勧めです。
一方で色被せのグラスや繊細なカットによっての光の屈折や、分散による輝きによって飲み物の美味しさと同時に器の美しさを楽しむことも出来ます。
よく冷えた吟醸酒を江戸切子のぐい呑で戴くのは格別でしょう。
カットされ、表面に透明なガラスが現れているグラスでしたら、お飲み物の色と器の色との両方を贅沢に楽しむことも出来ます。
3. 何を飲む? 目的で選ぶ
底の平らなタンブラーは水やソフトドリンク用ですが、ウイスキーの水割りなどにもお使いいただけます。でも、写真のような器にはやっぱり冷茶が似合います。
泡が昇り祝い事のお酒には底が細く狭まったトールシャンパン、手の温もりで暖めて香りを楽しむにはブランデーグラス。目的別にグラスを使い分ければ、お飲み物の個性や味を一段と美味しく楽しむ事ができます。特にワインは産地や種類によってグラスを選びます。ワインとグラスの微妙な関係については《 ワイングラスでワインを美味しく 》を、ビールとビアグラスの関係については《 ビアグラス 》のページをどうぞ。

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